101について
「う〜ん、ねむいよ〜…」
一粒のタピオカがお湯の中で
流れに合わせてぷかぷか、
お玉の動きに合わせて息つく暇もなく
くるくると動き続けています。
「さあ、起きて!また踊ろうよ!」
充分に眠ったら、
今度は冷たい水ですっきり目を覚まして
タピオカ達はまた踊り出し、
どんどん楽しくなってきます。
「わあ〜〜〜」(ぼとんぼとん!)
そうしたら今度は飛び込み競技です。
タピオカ達は甘いシロップの中に
勢いよく飛び込みます。
けれどこれで終わりではありません。
シロップの中でいろいろな事を
考えているうちに
甘みがしみ込んで
ようやく台湾の味になります。
私たちのお届けするドリンク一杯で
お客様の1日が少しでも
Happyになりますようにと願いを込めて…
100点を超える101点のサービス、
そして感動をご提供いたします。
この子はタピオカの妖精フイン、このコロコロとした形、
ぷにぷに感ですぐにわかるでしょ?
けど…なんで白いのかなあ?
…ここだけの話なんだけど、君にだけ教えるね。
それはこの子が台湾から日本にやって来たときのこと、
初めて乗った飛行機で自分が高所恐怖症だった事に気づいたんだ。
高い空の上で怖くて怖くてこげ茶色だった身体から
血の気がひいて真っ白になってしまったんだって。
それからこの子が話すのは妖精の言葉、
地球の言葉は話すことができないんだ。
だけど人の心の声や動物や植物、自然の声を聞くことができるんだ。
恥ずかしがり屋だけど、とっても情熱的で大好きな相手には
セーターを編んでプレゼントするんだ。
もちろん妖精だもの!不思議な力も持っているよ。
この子にはおしゃべり好きな小鳥のベティと
元気な子犬のタピドの2匹の親友がいるんだ。
2匹はいつも一緒に遊んでいるように見えるけど
本当のところはタピドが走り回って騒ぎを起こすのをベティが怒っているんだ。
フインは二人の一番の理解者で仲を取り持っているんだ。
この子は何にでも興味津々。
3人で出かけてもいつも一番乗り。
なぜなら妖精の偵察隊だから。
目の前に助けを求めている相手がいたら妖精を連れてきて手伝ってもらうんだ。
がんばり屋さんだけどそのせいでちょっと面倒なことも少なくなくて…
地面にうずくまって妖精が助けに来るまで全く動こうとしないんだ。
ベティは必死にどけようとするんだけど、
ピクリとも動かないんだけど大好きなフインミルクティーを出すとすぐに動かせるんだ。
この子はフインが編んでくれるセーターが大のお気に入りなんだ。
だってベティとペアルックだから。
(まあフインが一緒につくるから当たり前なんだけど…)
ベティはこのことが一番我慢ならないんだけど、
幸いにも遊びまわるのが大好きなタピドはすぐにボロボロにしてしまうんだ。
妖精もたくさんのセーターを編む機会が増えてうれしいんだけどね。
この子は言葉を操る能力がすごくて、
電子辞書みたいにいろんな国の言葉を良く知っているんだ。
しかも妖精や宇宙人の言葉までわかるから妖精の通訳係なんだ。
だけど動物の言葉だけはよくわからないから
タピドが吠えるとうるさくてたまらないみたい。
(ただ何を言ってるかわからないだけなんだけどね)
それと自分の嫌いな人と話すときは
言葉がわからないふりをして
飛んで逃げていってしまうんだ。
最近この子はバレエを勉強し始めたんだ、
しょっちゅう妖精と子犬にお披露目してるけど
妖精はよくわからないから愛想笑いをしながら
いつの間にかいなくなっちゃって
タピドがただしっぽを振って残ってるんだ。
この子が一番困ったことは妖精がセーターを作ってくれること。
(今度はバレエのぴちぴちのタイツを作ろうとしてるんだ)
嬉しいけど、タピドとペアルックなのが気に入らないみたい。
けどタピドが面倒事を起こして困っていたら
一番に駆けつけるのがこの子なんだ。
101が大切にしている言葉